出生前診断センター
出生前診断外来
妊娠期間は親になられる方々にとっては大変感情的な時期です。前喜び、期待、心配などが入り混 じっています。幸い、心配な胎児異常は少なく、又母親の病気のために早く出産しなければならないケースも大変まれです。出生前診断によってそのような心配 をしなくてもよい場合もあり、万が一異常な検査結果の場合にも最善のアドバイスやフォローアップを提供しています。
主要分野:
- 妊娠初期3ヶ月の内臓超音波検査(FMFロンドン認証に基づく)
- DEGUM II 出生前診断検査
- 3D/4D 超音波検査
- 侵襲性診断と子宮内治療 (羊水検査, 絨毛検査、臍の緒採血)
- 遺伝子学的カウンセリング
- リスク妊娠管理と治療: 妊娠中毒症、HELLP、妊娠糖尿病、自己免疫疾患、多胎妊娠 など
- 卵管通風検査
特別検査:
妊娠期間にかかりつけの産科医が行う3回の超音波検査の他にも必要に応じて以下の検査を提供いたします。
初期のスクリーニング 11~14SSW 週
出生前診断の大綱に沿って染色体と染色体障害(トリゾミー21等)の検査をし、個々のリスク予測は血液検査や超音波検査で細かな因子を分析します。
絨毛検査 12 SSW 週から
妊娠初期3ヶ月スクリーニングで気になる結果が出た場合に検査をします。細い針を腹壁から入れて胎盤から細胞を採取し、赤ちゃんの染色体障害を調べます。結果は約二日後に分かります。流産リスクは0,5~1%です。
羊水検査 15 SSW 週から
腹壁から細い針を通して羊水を少し採取して赤ちゃんの染色体を検査します。検査をされた方の1%に感染病を併発されたり流産される場合があります。結果は約2週間で分かります。
臍の緒検査 15 SSW 週から
母子間の血液不適合、或いは胎児の感染病が分かります。
精密な超音波検査 20~22 SSW 週
リスク要因がある妊婦さんには赤ちゃんの内臓ができて綿密な検査が出来る大きさなので、この時期に妊娠初期に見えなかった障害が診断できます。この検査の重要ポイントは特殊心臓診断です。ほとんどの心臓障害は妊娠中にわかる他、子供の栄養不良や妊娠中毒症が早期発見されます。
血流検査 ドプラー心臓超音波検査
臍の緒、子宮内動脈、胎児心臓・脳の血流を見て胎盤供給代謝を調べます。
担当: | Dr. Gabriele Bizjak |
アポイントメント: | Tel: 0211 - 81 - 17546 |
Japan Desk:日本語対応 | Tel: 0211-593718 携帯:0178‐8685573 |