新生児

最初の診察:

生まれたばかりの赤ちゃんはお母さんやお父さんと対面したら、身長、体重、頭囲などを計測してもらい、小児科医の診察を受けます。心音や呼吸音に異常がないか、お腹の上から手をふれて内臓に異常がないかなどのいわゆる生まれてすぐに受ける「U1健診」で全身の機能をチェックしてもらいます。

乳幼児健康診断: 予防が最良の医療です

赤ちゃんにとっては、ママの胎内から外の世界へと生活環境が大きく変り、それに対応し始める時期です。外表奇形や先天性異常のチェックやミルクの飲み具合、新生児黄疸のチェック等の大切な検査を入院中に受けます。

新生児スクリーニング:

先天性代謝異常と内分泌(ホルモン)の病気に関する検査です。これは体の代謝を助ける酵素等の一部に異常がないかどうかを調べる為の検査で、赤ちゃんのかかとからほんの少し採血します。早期発見して治療を早く開始することで発症を予防、または軽減が期待できます。

新生児聴覚スクリーニング:

 生まれてすぐの赤ちゃんの耳の聞こえをチェックする検査です。 もし、赤ちゃんの聴覚に問題がある事に気づかずにいると、後々、言葉の発達に大きく影響してしまいます。このスクリーニングは聴覚問題を早期に発見し、的確な支援、対策をすることによって、支障を少なくするために、とても大切なものです。

股関節の超音波検査:

超音波検査によって先天性股関節脱臼や、レントゲンでは写らない軟骨や軟部組織(筋肉、関節の袋等)の異常を早期発見し、治療します。

U2健康診断:

赤ちゃんが新しい生活リズムに慣れてきた3日目以降に行われる「第2乳幼児検査」です。小児科医が体のいろいろな機能をコントロールします。検査の目的は隠れた病気を早く見つけることと、その年齢に応じた発達成長を評価して、遅れている点があれば、その原因を明らかにし、対策を立てて対処することです。 中でも赤ちゃんの反射行動や動作等を細かく観察します。検査は乳児室で行われ、専門医に質問をしたり、貴重なアドバイスを受けることも出来ます。

その他、赤ちゃんは毎日幼児看護師達によって、体重を計り十分に母乳//ミルクを飲んでいるかどうかコントロールされます。又、新生児黄疸が出ていないか、きめ細かな観察がなされています。

ご存知ですか?

産熟ステーションと小児科病院の間に「スカイウォーク」ができ、雨など天気の悪いときでも濡れずに両院間を往復できるようになりました。

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